ゼロベースという、去年の3月頃にAJAXのメーリングリストを運営していたことで知った会社があるのですが、その会社のブログで、梅田望夫さんがやっていたCNETのブログのエントリを引用していました。
#梅田望夫さんのブログですが、村山尚武さんのエントリです
組織から独立したい人たちへ(覚悟のススメ)
http://zerobase.jp/blog/entry-37.html
「一見安定はしているが、いればいるほど自分の価値観を妥協することを強いる大企業を去り、起業家としての途を踏み出すことにした」
事業アイディアを探すための「Search Fund」という手法
どちらとも2004年の記事で古いものですが。
#2004年っていうとブログのブの字も知らなかったときだな
心に響くコトバだったので取り上げてみました。
大企業にいたことがないので、村上さんの気持ちを100%理解しているわけではありませんが、「自分の価値観を妥協することを強いる」のは大企業だけではなく、会社という組織に所属している限りつきまとってくることだと思います。
自分の意見がいくら経営や事業に反映されたとしても、給与をもらっている立場では自分の価値観に100%責任を持つことはできません。
自分の価値観=生活になっていないからです。
もっというと、自分の価値観=生命になっていないからです。
自分の価値観に100%責任を持たないでいい状況にいるということは妥協しているということです。
村上さんが言っていることとは少し違っているかもしれませんが、起業するということは、守ってくれるものがない状況で、自分の価値観が世間にどこまで通用するかということだと思います。
大学を卒業(中退)してすぐに起業して成功している人もいますが、就職して力をつけてから起業という人もいます。
そういう人達は会社に所属していても、会社とは関係なく、常に自分の価値観に磨きをかけていたと思います。
100%というわけにはいきませんが、会社に所属していても100%に近づけることはできると思います。
レベルの低い話ですが、僕も@ITというサイトのおかげで、就職してからすぐに、「会社での自分の位置を意識するのではなく、業界全体での自分の位置を常に意識する」という考えを持つことができました。
この考え方は梅田望夫さんがウェブ進化論で言っていた「個の力」に通じるものがあると思います。
#個の力についてはまた別のエントリで詳しく