共感してくれた方いたらメールかTwitterでメッセージください。

2007 年 10 月 23 日

ブログ再開

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 1:59 AM

5月末頃からいろいろな方とお会いする機会が増え、自分の考え方も変わっていっていたので、考え方が安定しない中で自分の考えを書くのも無責任なので、更新しませんでした。

10月に入ってからはそれも落ち着いてきたのと、某リクルート出身の社長さんに、「僕のネットワークにいる人間を紹介することはできるけど、僕らの世代と人脈をつくるよりも、10年後、君達が主役になる時のために、同年代の同志と人脈をつくった方がいいよ。」と言われたので、今まで人脈づくりに貢献してきてくれたこのブログを再開することにしました。

今まで読んでくれていた方々、今後ともよろしくお願いします。

2007 年 3 月 17 日

このブログの今後について

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 2:25 AM

だいぶ更新が滞ってしまいました。

去年の10月から会社が変わって、ソーシャルメディアのサービスに関われるようになったと以前書きました。
その後も去年の12月あたりまで更新していたんですが、会社で今までブログで書いていたことに近いことに実際に取り組んでいくうちに、このブログに何を書くべきなのかが自分でもわからなくなってきました。

前の会社は確立されたビジネスモデルで、軌道にのっている会社だったので、会社の事業に関して考えることはあったんですが、ブログには会社の事業とは直接関係のないことで、日々悩んで考えたことを書いていました。

それが今は、日々悩んで考えることが会社の事業に関連することが多いので、それをブログに書くのは、書けばいいんですが、書いてはいけないことまで書いてしまいそうで、躊躇して、そのまま書かなくなってしまいました。

かといって別のテーマで書くといっても、日常的なことはVOXで書いているし、今の会社ではRailsを使っていて、Railsの情報はまだまだ少ないので、他の人が書いてないことを書くのも価値があるとは思いますが、いっしょに開発しているmasuidriveさんから得る情報が多いので、このブログに書けるようなことが少ないのです。

このブログは今の会社に入るきっかけになったり、ブログを読んでくれていた何人かの方と連絡を取るようになって、実際に会った方も数人いたりと、書く労力以上のものを僕に与えてくれたので、書いていて本当に良かったと思うのですが、半端なことをこのブログに書くつもりはないので、どうしていいものかと悩んでいます。

まだこれからこのブログに何を書いていこうか決めかねてはいますが、やはり今まで通りのテーマで、躊躇せずに、会社の守秘義務にも反しないことを書いていこうと思います。

それと、Railsでの開発も慣れてきたので、大したものではないですが、個人的にいろいろ作っているものも公開していこうと思います。

更新頻度はどうなるかわかりませんが、今まで読んでくれていた方々、今後ともよろしくお願いします。

2006 年 12 月 15 日

広告単価が下がっているのはWeb2.0の影響か?そしてWeb2.0バブル後には

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 2:30 AM

広告収益に頼っているサイトは成り立たなくなるかもしれない

火曜日に某一部上場企業の取締役と前の会社の同僚と3人で飲んできました。
後で人から聞いた話によると最年少一部上場企業取締役だったとか。
若いのにとは思ってたけど、まさか最年少だとは思ってませんでした。

その飲みの席で、固定広告の単価が下がってるという話が出ました。
世の中がそういう流れだから今は起業に適した時期じゃないっていう話ですね。
投資全般にいえることですが、すでに盛り上がってる時期に投資するっていうのもいいとは思いますけど、ベストではないですよね。
今はWeb2.0でウェブが盛り上がってる時期です。

そんな話を昨日のお昼にうちの会社の取締役ともう少し掘り下げて話してました。
今のネットの広告費って50%がYahooにいってるんですよね。
残りの50%をYahoo以外のサイトが分けあっている状態です。
ネットの広告費は年々増えていますが、Web2.0の影響なのかはわかりませんが、広告費の増加よりもサイトの増加の方が上回ってしまっているために広告単価が下がってきているんじゃないでしょうか。

これは広告収益に頼っているサイトはこのままだとどんどん成り立たなくなるところが増えてくるということだと思います。
特に先行投資でやっていて、まだ黒字化していない、広告以外の収益の見込みがないWeb2.0的なサービスは特にですね。

Web2.0バブル後には第4世代起業家が現れる

今のWeb2.0バブルが収束(崩壊ともいいますが)してからが勝負だと思います。
ネットバブル後に成功した起業家を第3世代(ナナロク世代)と呼んでいますが、Web2.0バブル後には第4世代と呼ばれる起業家が出てくるんだと思います。

それはおいといて、どの起業本か忘れましたけど、GMOの熊谷さんがナナロク世代が有名になる前に、第3世代と称してこの世代のことを言っていました。

第3世代はインターネットに何をもたらすのか

「第3世代はインターネットに何をもたらすのか」のエントリの時点では、ナナロク世代と呼ばれてたい起業家は、

  • はてなの近藤さん
  • グリーの田中さん
  • ミクシィの笠原さん
  • ドリコムの内藤さん

でしたがその後に、

  • グリーの山岸さん
  • フォートラベルの津田さん
  • ペーパーボーイの家入さん

が、東洋経済で追加されてましたね。

2006 年 11 月 13 日

通販では買うけど、ネットでは買わない理由

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 6:53 PM

前回のエントリで、雑誌とネットに関して書きましたが、それと関連したことが先日ありました。

今回のエントリで言いたいことの一つは、雑誌もネットも長所・短所があるんだから、どっちがいいとかわるいとかじゃなくて、お互いの長所をいかして、短所を補って使えばいいんじゃないのかなってことです。

・・・・・

僕もウェブ業界で仕事をしているくらいなので、かなりネットに傾倒していますが、現状のネットでは服を買おうとは思いませんから。
でもそれはウェブが今のままだったらの話です。

雑誌とネットのエントリに見るミクシィとはてなの目指すものの違い

うちの家族はインターネットに関してはレイトマジョリティに入る人ばかりです。
昔はネットの話がもっとできたらいいのにと思ってたんですが、最近はむしろライトユーザーのネットに対する見方がわかってすごく参考になってます。
妹は一応ネットを使ってますが、楽天で買い物するときくらいしか使いません。
そして、ネットでは服は買いません。

その妹がこの前、通販雑誌を見てたので、服を通販では買うけどネットでは買わないってどうしてなんだろうと思って聞いてみたんですが、通販雑誌はモデルが着ていてイメージが湧くからだそうです。

ネットでモデルが着てる写真を掲載してるサイトってあったかな。
ロングテールロングテールって言って、とりあえず商品数増やせばいいみたいに考えてるとこが多いと思うんですよね。
それがネットの長所を活かしてるとこなのでいいことだとは思います。
ただ、それでうまくいく分野もあると思いますけど、ファッションに関してはあてはまらないんじゃないかなと思います。

僕が言いたいのはロングテールとかWeb2.0を盲目的に信じないで、マーケティングをちゃんとした方がいいんじゃないかなってことです。
このブログでは間接的ですが、何回も言ってきたことですが。

2006 年 11 月 8 日

雑誌とネットのエントリに見るミクシィとはてなの目指すものの違い

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 2:12 PM

雑誌とネットの関係

以前にTVとネットの関係についてのエントリをしましたが、今回は雑誌とネットの関係について。

僕もTVとネットの長所をいかしつつ、短所を補うっていうやり方が効果的だと思います。

日本の検索エンジンのシェアでGoogleがYahooに勝てない1つの要素

今回のエントリで言いたいことの一つは、雑誌もネットも長所・短所があるんだから、どっちがいいとかわるいとかじゃなくて、お互いの長所をいかして、短所を補って使えばいいんじゃないのかなってことです。

cnetのブログで佐々木俊尚さんが「magabon(マガボン)」という雑誌の立ち読みサイトについてエントリしていました。

出版社はインターネットをしょせん「販促」にしか考えていないのだな、ということだ。ネットを見て、それでちょっと買う気になったら、ぜひ紙の雑誌を書店で手にとってください、という考え方だ。

・・・・・

出版社は雑誌の記事のマイクロコンテンツ化はまったく考えていないのだろうということである。

「これを読めばすべてわかるっていうブログはないんか?」

これに対して以下のようなエントリがありました。

雑誌には雑誌の利用シーン/ターゲットユーザー、ネットにはネットの利用シーン/ターゲットユーザーがあり、そこを無理やり合わせ る必要がないということだと思う。
具体的には、雑誌で読むようなファッションやライフスタイル(モデルが服を着るようなもの)は楽天で服を紹介されていたとしても買う気にならない。そこの 表現力の違い。もう一つは、特定のものを探しにいくネットに比べ、雑誌の場合はなんかいいの無いかな?というときに読むもの。そういう利用シーンの違いが あるということだ。

雑誌とネット

簡単にいうとtakayaさんは雑誌には雑誌の長所があるんだから、何でもネットにしなくていいんじゃないかと言ってるわけですね。
このエントリの最初に書きましたが、これに同意する自分も確かにいます。
僕もウェブ業界で仕事をしているくらいなので、かなりネットに傾倒していますが、現状のネットでは服を買おうとは思いませんから。
でもそれはウェブが今のままだったらの話です。

ミクシィとはてなは土俵が違う

takayaさんは現在のウェブに対して発言していて、佐々木俊尚さんは未来のウェブに対して発言しているので、土俵が違います。
雑誌とネットという同じテーマで発言しているように見えて、実は全く違ったことを言っています。
これはミクシィとはてなと比較するのといっしょですね。
ミクシィは現在のウェブをうまくとらえた素晴らしいサービスだと思いますし、はてなは未来のウェブを担う素晴らしいサービスだと思っていますが、土俵が違います。
ネットコミュニティという同じサービスに見えて、実は全く違ったことを目指しています。

2006 年 10 月 24 日

Firefox2のMicrosummaryによるライブタイトル

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 1:56 PM

先日行ってきたFirefox2の発表会の後、もらった冊子を見てたらライブタイトルという機能があるのを見つけました。
他のブラウザにはない機能だったので取り上げてみようと思います。

機能的にはブックマークのタイトルがダイナミックに変化するというものです。
どういうしくみで動いているのか気になったので調べてみたんですが、Microsummaryというものを使っているようです。
Microsummaryに準拠したXMLファイルを任意の場所に置いて、HTMLで場所を指定します。
フィードと同じですね。
サイトの要約っていう意味でも同じですね。

アーリーな人たちはソーシャルブックマークを使っている人が多い上に、Firefoxを使っている人もアーリーな人たちが多いと思うので、どうかなと思ったんですが、僕もソーシャルブックマークをいくつか使ってますが、やっぱりブックマークへのアクセスでいうとサイドバーにあった方が早いんですよね。
ソーシャルブックマークからブラウザに取り込む機能があったらこのライブタイトルは便利だと思います。
現状のソーシャルブックマークが一過性のものが多いっていう性質があるので、そこも難しいところだとは思いますが。

サイトをライブタイトルに対応させる具体的な方法は以下のページが詳しかったです。
ブックマークのライブタイトルを実現する Microsummary

2006 年 10 月 13 日

日本の検索エンジンのシェアでGoogleがYahooに勝てない1つの要素

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 2:38 AM

日本の文化をふまえて、TVとネットの関係と日本のYahooとGoogleについて。

まず、TVとネットの関係についてmasahikoさんのエントリ。

ITmediaに掲載されているこの記事はおかしい。

どうもこの記事を読んでいると、「テレビCMがダメだからネット広告だよね。むしろクチコミだよね。」という話に思えたけど、ここが変だよ。そもそもテレビというものと、ネットというものはまったくもって違うものだし、それぞれに良い部分も悪い部分もあると思う。

・・・・・

一長一短あって、相反する存在のものをこっちがダメっぽいからこっちとするのはおかしいよ。要はそれらを理解して使いこなすという事が重要な訳だ。

ネットはテレビCMを殺すのか?ありえねーだろ。

個人的には、広告業界でも2.0って騒いでる人たちがいて、その人たちが書いた記事なのかなと思います。
「テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0」って本も出てますしね。
このITmediaの記事については、masahikoさんのエントリにあるタカヒロさんの「マス広告は全否定されるべきものなのか? マスをネットに置き換えるっていうような文脈自体がおかしいよ。」のエントリがすごく参考になります。

僕もTVとネットの長所をいかしつつ、短所を補うっていうやり方が効果的だと思います。
それをうまく使ってるのがYahooだという例を提示しているエントリがありました。

日本では欧米諸国では見られない独自の検索方法が発達した。そしてこの検索方法は日本におけるYAHOO!優位を維持拡大する。

現在ネット人口は拡大傾向にあり、従来とは異なるネットのライトユーザ層がマジョリティを占めつつある。この層は平均TV視聴時間が長く、ネットをTVの補助的に利用する傾向がある。彼らはweb連動型CMに反応しやすい「受動的検索者」であり、TVとの連動にいち早く取り組んだYAHOO!JAPANとの親和性が高い。よって今後ネット人口が増えれば増えるほど、YAHOO!JAPANの一人勝ち傾向は強まるだろう。

受動的検索と検索エンジンシェアにおけるYAHOO!優位について

これが日本の検索エンジンのシェアでGoogleがYahooに勝てない1つの要素ですね。
Yahooは日本の文化を日本のインターネットユーザーの性質をちゃんと考えているわけです。
僕が以前のエントリで言いたかったことの1つはこのことです。

海外から来たサービスで、日本の文化を理解していなかったために、うまくいかなかったと思われるサービスがいくつかあります。

  • アメリカのeBay
  • 韓国のSNSのサイワールド
  • アメリカの旅行サイトのExpedia

アメリカでは圧倒的なシェアを誇るGoogleも日本ではYahooに負けていますし、韓国でもシェアは大きくないようです。
eBayとサイワールドがなぜうまくいかなかったのかは、はっきりとした理由はわかりませんが、ExpediaとGoogleの理由ははっきりしています。
その理由はちょっと長くなるので今後エントリしていきます。

日本と海外の文化の違いを理解する

ちなみに韓国でのGoogleの検索エンジンのシェアは5%です。

ではなぜ韓国では外国企業が苦戦を強いられるだろうか。それについては様々な見方があるのだが、その1つとして韓国企業は自国のネティズンの嗜好を実によくとらえ、それに合わせた独自のサービスを多く提供していることが挙げられる。

グーグルのシェアはわずか5%–韓国の外国企業はなぜ苦戦する?

確かに日本よりウェブが発展しているアメリカや韓国からサービスを輸入するっていうやり方は効果的だとは思いますが、それが本当に日本で必要とされているのかをよく考える必要があると思います。

2006 年 9 月 25 日

インターネットの力を信じてもらうために

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 3:13 PM

こういう意見が出てくるのは日本のインターネットが発展してきている証拠なのでうれしいですね。
アメリカや韓国でもインターネットが発展する途上でこういった意見が出ていたんだと思います。

ネットの世界には2種類の人間がいる。

インターネットの力を信じる人間と、信じない人間だ。

知っている人間とまだ知らない人間、と言い換えた方が分かりやすいかもしれない。

ミクシィやってる人はまだまだネットの力を知らないと思う。

正の力も、負の力も。

・・・・・

ミクシィ人気で2ちゃんねるが淘汰されるって?ちゃんちゃらおかしいわ。

たった500万強の温室野菜が、雑草に勝てると思ったのか?

ミクシィが2ちゃんねるに勝てないワケ

これって1つのキャズムなんだと思います。
アーリーアダプターとアーリーマジョリティ・レイトマジョリティの確執というか。
雑草がアーリーアダプターで、温室野菜がアーリーマジョリティ・レイトマジョリティですね。

2chっていうのは、ネットに慣れていない人には利用するのが難しい場所だと思います。
そこに目をつけたオウケイウェイブの兼元さんがOKWaveをつくったわけですよね。

僕は今の日本のインターネットには、OKWaveやミクシィのような温室が必要だと思っています。
まだ日本のインターネットは発展途上だからです。
インターネットユーザーの増加は一区切りついたと言われていますが、利用時間という面でいうとまだまだだと思います。
1週間に1時間しか使わないユーザーもインターネットユーザーですからね。
アーリーマジョリティ・レイトマジョリティですね。

そういったユーザーにインターネットをもっと使ってもらうためにOKWaveやミクシィが必要だと思います。
そこでインターネットの楽しさを知ってもらえたら、もっとネットにはおもしろいことがあるってことをわかってもらえると思います。
ネットの力を知ってもらえると思います。
それがWeb2.0時代にネットメディアに関わる人間の使命です。

SNSがウェブ上に現れたのは歴史的必然

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 2:27 PM

先日dankogaiさんにも取り上げていただいたエントリを、ソーシャルネットワーキング.jpさんにも取り上げていただきました。

http://yujis.se-katsu.com/2006/09/cgmweb20.html
鋭い分析ですね!

ミクシィはCGMだからWeb2.0って言ったの誰

ウェブ業界に片足をつっこんでた去年からソーシャルネットワーキング.jpさんはチェックさせてもらってたんですが、そのときから考えると自分のブログが取り上げられるっていうのはちょっと不思議な感じです。

せっかく取り上げてもらったので、SNSについてもっとつっこんで書いてみようと思います。
世間ではSNSはビジネスとして成り立つのかという話も出ていますが、SNSは今後のウェブの発展に必須だと個人的には思っています。
SNSが今の形のままだとは思いませんが、ソーシャルネットワーク=社会のネットワークをウェブ上で実現するという試みは、今後も続いていくと思います。

狩猟の時代に、狩りに行っている男性たちを待つ女性たちがコミュニケーションをとるために言葉が作られました。
コミュニケーションの手段が1つ発明されたわけです。
その後、文字が発明され、リアルタイムでなくともコミュニケーションがとれるようになりました。
現代でも言葉と文字でコミュニケーションするというのは変わっていませんが、郵便、電話、インターネットの出現によって、コミュニケーションの手段が増えています。

コミュニケーションの手段が増えるにつれて、コミュニティも変化してきました。
コミュニティの最小単位は家族で、コミュニティは家族しかありませんでしたが、やがて群れのような自治組織が作られ、それが集まって国家ができました。
コミュニティは大きくなるだけではなく、学校や会社などの家族とは別のコミュニティもできました。
コミュニケーションの手段が増えると、新たなコミュニティができてきたわけです。

人と人の関わりがコミュニティを作り、それが大きくなると社会性を持つようになり、数が増え複雑になるとネットワークを形成するようになります。

コミュニティ→社会→ソーシャルネットワーク

インターネットというコミュニケーションの手段が増え、その上にコミュニティが形成されるのも必然ならば、そのコミュニティが大きくなると社会性を持つようになるのも必然です。
リアルでもネットでもコミュニティは増え続けているわけですが、ネットに社会性を持つコミュニティが増えてきたことで、そのソーシャルネットワークを表現するために作られたのがSNSだと思っています。
SNSが既存のネットコミュニティと異なる点はここにあるわけです。

そして、ミクシィが日本の他のSNSと異なるのは、リアルのコミュニティをネットワーク化している比率が多いところです。
ミクシィが多くのユーザーに利用されているのもこれが1つの要素になっていると思っています。

voxはご近所さん・友達・家族という分類で公開範囲が設定できますが、あれはネット・リアル・最小単位と言い換えることもできると思います。
ネットのコミュニティだけではなく、リアルのコミュニティも取り込もうというところが素晴らしいと思います。
最近ミクシィがマイミクをグループ化できるようになりましたが、voxのようにグループ単位で公開範囲を設定できるようになるといいですね。

2006 年 9 月 22 日

技術的イノベーションが社会的イノベーションと政治的イノベーションを起こす

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 12:16 PM

タイトルはドラッカーの言葉です。
ドラッカーは、GMの経営方針と組織構造の研究をしていた人で、その後GEのコンサルタントを務めた、現在では当たり前のように会社で行われている経営の方法を発明した人です。
トヨタやフォードもこの人の影響をかなり受けているようです。

僕もドラッカーを読んでいて、サイバーエージェントの藤田さんも読んでいたと以前エントリをしました。

イノベーションイノベーションと言ってますが、現状ではビジョンが定まっていないので、いろんな本を読んで答えを探しています。
その中の1つがドラッカーの本で、これがまた難しいんですがすごく得るものが多いです。
今まで自分の中で感覚的だったものがどんどん論理化されていきます。

サイバーエージェントの藤田さんもドラッカーファンみたいです。

ドラッカーの著書はたくさん読んだ。そして私も組織、マネジメント、経済社会を考える上で多大な影響を受けた。中でも一番好きなのは「ネクストソサイエティ」。

P.F.ドラッカー

経営者の勉強は経営者にならないとできない

小川さんもドラッカーを読んだのか、先日のエントリでWeb2.0に関して近いことを言っていました。

このテクノロジー面での検証と、社会インパクト面での検証が、今後はバランスをうまくとりながらもしばらく続き、年内にはうまい具合におさまりがついてくる気がする。

日経新聞(06/8/16)朝刊9面にWeb2.0記事

ここからが本題です。
タイトルの「技術的イノベーションが社会的イノベーションと政治的イノベーションを起こす」というのは、Web2.0で言えば、技術的イノベーションが、著作権あり方を変えてしまう政治的イノベーションを起こすということです。
これはYouTubeが起こすかもしれない政治的イノベーションの一例です。

社会的イノベーションの一例はパーソナライズにおける人類のプライバシーに対する考え方です。
自分のプライバシー情報をウェブに公開することに抵抗がなくなるような技術的イノベーションが起これば、自分のプライバシー情報をウェブに公開すれば、自分の求める情報が手に入りやすくなるという認識が人類に広がります。

僕は以前、素晴らしい技術が開発されさえすれば、世界は変わるものだと思っていました。
でも今はそれは違うと思っています。
技術的イノベーションが社会的イノベーションや政治的イノベーションを起こすには、キャズムを越えなくてはなりません。
事実、素晴らしい技術なのに普及しなかったものがたくさんあります。
キャズムを越えるためには、マーケティングが欠かせません。

イノベーションの起点は技術ですが、技術を普及させるのはマーケティングです。
これは先日エントリしたWeb2.0を見る3つの視点の技術者の視点とサービス提供者の視点と同じです。

dankogaiさんは常に2つの視点でウェブを見ているんですね。
僕も同じで、僕の中の技術者の僕は、ミクシィはWeb2.0技術を取り入れてオープンにした方がウェブの発展に貢献すると思っているんですが、サービスの提供者の僕は、それはユーザーの意見を無視した考え方だと思っています。

・・・・・

サービスを成功させるには、技術者と提供者に加えてもう1つの視点が必要だと僕は思っています。
経営者としての視点です。
いくら素晴らしい技術を使っても、いくらユーザーを第一に考えていても、運営資金がなくなってしまってはサービス自体がなくなってしまいます。
今までは無意識的に考えていましたが、dankogaiさんのエントリを見て、今後はこの3つの視点を意識してサービスを考えていこうと思います。

Web2.0を見る3つの視点を持つ

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