日本の検索エンジンのシェアでGoogleがYahooに勝てない1つの要素
日本の文化をふまえて、TVとネットの関係と日本のYahooとGoogleについて。
まず、TVとネットの関係についてmasahikoさんのエントリ。
ITmediaに掲載されているこの記事はおかしい。
どうもこの記事を読んでいると、「テレビCMがダメだからネット広告だよね。むしろクチコミだよね。」という話に思えたけど、ここが変だよ。そもそもテレビというものと、ネットというものはまったくもって違うものだし、それぞれに良い部分も悪い部分もあると思う。
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一長一短あって、相反する存在のものをこっちがダメっぽいからこっちとするのはおかしいよ。要はそれらを理解して使いこなすという事が重要な訳だ。
個人的には、広告業界でも2.0って騒いでる人たちがいて、その人たちが書いた記事なのかなと思います。
「テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0」って本も出てますしね。
このITmediaの記事については、masahikoさんのエントリにあるタカヒロさんの「マス広告は全否定されるべきものなのか? マスをネットに置き換えるっていうような文脈自体がおかしいよ。」のエントリがすごく参考になります。
僕もTVとネットの長所をいかしつつ、短所を補うっていうやり方が効果的だと思います。
それをうまく使ってるのがYahooだという例を提示しているエントリがありました。
日本では欧米諸国では見られない独自の検索方法が発達した。そしてこの検索方法は日本におけるYAHOO!優位を維持拡大する。
現在ネット人口は拡大傾向にあり、従来とは異なるネットのライトユーザ層がマジョリティを占めつつある。この層は平均TV視聴時間が長く、ネットをTVの補助的に利用する傾向がある。彼らはweb連動型CMに反応しやすい「受動的検索者」であり、TVとの連動にいち早く取り組んだYAHOO!JAPANとの親和性が高い。よって今後ネット人口が増えれば増えるほど、YAHOO!JAPANの一人勝ち傾向は強まるだろう。
これが日本の検索エンジンのシェアでGoogleがYahooに勝てない1つの要素ですね。
Yahooは日本の文化を日本のインターネットユーザーの性質をちゃんと考えているわけです。
僕が以前のエントリで言いたかったことの1つはこのことです。
海外から来たサービスで、日本の文化を理解していなかったために、うまくいかなかったと思われるサービスがいくつかあります。
- アメリカのeBay
- 韓国のSNSのサイワールド
- アメリカの旅行サイトのExpedia
アメリカでは圧倒的なシェアを誇るGoogleも日本ではYahooに負けていますし、韓国でもシェアは大きくないようです。
eBayとサイワールドがなぜうまくいかなかったのかは、はっきりとした理由はわかりませんが、ExpediaとGoogleの理由ははっきりしています。
その理由はちょっと長くなるので今後エントリしていきます。
ちなみに韓国でのGoogleの検索エンジンのシェアは5%です。
ではなぜ韓国では外国企業が苦戦を強いられるだろうか。それについては様々な見方があるのだが、その1つとして韓国企業は自国のネティズンの嗜好を実によくとらえ、それに合わせた独自のサービスを多く提供していることが挙げられる。
確かに日本よりウェブが発展しているアメリカや韓国からサービスを輸入するっていうやり方は効果的だとは思いますが、それが本当に日本で必要とされているのかをよく考える必要があると思います。


