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2006 年 10 月 31 日

世の中にはCGCはいっぱいあるけど本当のCGMはあまりない in フィードビジネスカンファレンスVol.5

カテゴリー: イベント — yujis @ 2:35 AM

先日、第5回フィードビジネスカンファレンスに行ってきました。
上司がパネルディスカッションのパネラーで出るということで、いっしょに行ったため途中からの参加になってしまいましたが、小川さんのプレゼンは見ることができました。
相変わらず小川さんのプレゼンはおもしろい。
僕もあんなプレゼンができるようになりたいですね。
いや、なりたいじゃなくて絶対ならないといけないんだ。

今回一番参考になったのは、パネルディスカッション2の「各社が考えるCGMのビジネスチャンスとは」でした。
特にCGMサービスの代表的な成功例であるフォートラベルの津田さんの話が聞けたのが一番参考になりました。
CGMサービスで成功するにはここまでやらなきゃいけないんだなということがよくわかりました。
他の旅行サイトでは、旅行先を探して申し込むだけしかできません。
AISASでいうとSAだけです。
フォートラベルではユーザーの行動を5段階に分け、それぞれの行動が円滑に行えるような機能を提供していました。
AISASでいうとすべてにリーチしています。

フォートラベル以外
Search → Action
(検索)  (購入)
フォートラベル
Attention → Interest→ Search → Action → Share
 (注意)   (関心)  (検索)  (購入)  (共有)

AISASという言葉は出していなかったので、5段階のセグメンテーションがAISASによるものなのかはわかりませんが、すべての行動にリーチしているのは確かでした。

その他にも携帯対応、まとめページ作成、ユーザー同士によるQ&Aなど、他でやっているものは当たり前のようにありました。
僕もvisionに書いてありますが、携帯は特に大事です。

それに加えて2つ共感するところがありました。
ここが本題です。

  • C(consumer)がG(generated)した写真を広告(Media)に使っている。
  • C(consumer)がG(generated)した旅行記や口コミをウェブマガジン(Media)に使っている。

世間ではCGMと騒がれていますが、CGMサービスを名乗っているもので、C(consumer)がG(generated)したものをM(Media)といえるレベルにまで編集しているものはあまりないと思います。
C(consumer)G(generated)C(contents)だということです。
僕も仕事でCGMサービスを提供していますが、まだそのレベルに達しているとは思っていません。
システムによる自動化や上記のまとめページ作成機能などで、ユーザーに編集してもらうことも必要だとは思いますが、やはりM(Media)といえるレベルにまで編集するためには人の手が必要だと思います。

予想以上に長くなったので、ソーシャルブックマークサービスであるSaafを提供しているネットエイジの佐藤さんの話でも参考になったがあったのですが、それを交えての僕がソーシャルブックマークサービスについて感じていることは次にエントリしようと思います。

2006 年 10 月 24 日

三大欲求のもう一つの意味

カテゴリー: コトバ — yujis @ 11:57 PM

人の三大欲求は食欲、性欲、睡眠欲です。
マズローの五段階欲求説のピラミッドの底辺に位置する欲求ですね。
どんな人間でも持っている欲求なので、三大欲求をビジネスやサービスに活かすことも重要だと思います。

ここからが本題ですが、三大欲求について調べていたら、三大欲求に対しておもしろい考え方をしている人がいました。

食欲
今日を生きる力
性欲
未来を生きる力
睡眠欲
夢を生きる力、未来まで生きる力

人間の基本的3大欲求ってあるよね。
これって現在と未来を生きる力、 そして現在と未来を繋ぐ力の元になっているんじゃないかな。

3大欲求

これを見つけたとき、すごく納得させられました。
それに三大欲求ってちょっと汚いイメージがあると思うんですが、この考え方はすごく美しいですよね。
こういう発想ができるようになりたいなー。

Firefox2のMicrosummaryによるライブタイトル

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 1:56 PM

先日行ってきたFirefox2の発表会の後、もらった冊子を見てたらライブタイトルという機能があるのを見つけました。
他のブラウザにはない機能だったので取り上げてみようと思います。

機能的にはブックマークのタイトルがダイナミックに変化するというものです。
どういうしくみで動いているのか気になったので調べてみたんですが、Microsummaryというものを使っているようです。
Microsummaryに準拠したXMLファイルを任意の場所に置いて、HTMLで場所を指定します。
フィードと同じですね。
サイトの要約っていう意味でも同じですね。

アーリーな人たちはソーシャルブックマークを使っている人が多い上に、Firefoxを使っている人もアーリーな人たちが多いと思うので、どうかなと思ったんですが、僕もソーシャルブックマークをいくつか使ってますが、やっぱりブックマークへのアクセスでいうとサイドバーにあった方が早いんですよね。
ソーシャルブックマークからブラウザに取り込む機能があったらこのライブタイトルは便利だと思います。
現状のソーシャルブックマークが一過性のものが多いっていう性質があるので、そこも難しいところだとは思いますが。

サイトをライブタイトルに対応させる具体的な方法は以下のページが詳しかったです。
ブックマークのライブタイトルを実現する Microsummary

2006 年 10 月 17 日

ブラウザがmicroformatに対応することの意味 in Firefox2発表会

カテゴリー: イベント — yujis @ 11:59 PM

先日ブログディナーというのに参加したんですが、それつながりでFirefox2発表会に行ってきました。
前半はFirefoxの現状とかFirefox2の新機能とかの説明だったんですが、後半の質疑応答でMozillaの人がmicroformatの対応も考えていると言っていました。

ブラウザがmicroformatに対応するなんて考えてもいませんでした。
フィードのオートディスカバリーがあるんだから、microformatに対応しても全然不思議じゃないですよね。
まだブラウザがmicroformatをどういう形でユーザーに伝えるのか、ユーザーに伝えた後に何をさせるのか、それをどこまでやるのかというのが不明ですが、いろいろな可能性を感じてしまいます。

ブラウザがmicroformatを扱いやすくしてくれること自体にも価値はあると思いますが、それ以上にブラウザが正式にmicroformat対応になるということの方が価値があると思います。
Firefoxはもちろん、Sleipnirがオートディスカバリーに対応したことによって、少なからずフィードの普及が促進されたと思います。
IE7ではそれ以上の効果がありそうですし。

それと同様でブラウザがmicroformatに対応すれば、現状まだまだ普及していないmicroformatの普及が促進されるはずです。
microformatに対応しているページにブラウザが新たな価値を与えてくれれば、ページをmicroformatに対応させようという意識も出てきます。
そこにブラウザが正式にmicroformat対応になることの価値があります。
extensionやプラグインやブックマークレットでもいいとは思いますが、やはりインストールしてすぐに使えるかどうかで、ユーザーへの影響力は変わってしまいます。
Mozillaさんには是非Firefoxのmicroformat対応がんばって欲しいですね。

その後懇親会で、Firefoxのextensionの本を出した人がいてお話させてもらったんですが、サービス提供者側もextension作るのを視野に入れるべきだなと思いました。
1ユーザーとして頻繁に使うサービスはブラウザから直接アクセスできると楽ですからね。

余談ですが、その懇親会で出た料理がおいしかったです。
イベントの後の懇親会で出るのって軽食っていうイメージだったんですが、ちゃんとした料理が出てきたんで驚きました。
MozillaってNPOなのにすごい。
ドラッカーのNPOのところ早く読まないとな。

2006 年 10 月 13 日

日本の検索エンジンのシェアでGoogleがYahooに勝てない1つの要素

カテゴリー: ウェブ — yujis @ 2:38 AM

日本の文化をふまえて、TVとネットの関係と日本のYahooとGoogleについて。

まず、TVとネットの関係についてmasahikoさんのエントリ。

ITmediaに掲載されているこの記事はおかしい。

どうもこの記事を読んでいると、「テレビCMがダメだからネット広告だよね。むしろクチコミだよね。」という話に思えたけど、ここが変だよ。そもそもテレビというものと、ネットというものはまったくもって違うものだし、それぞれに良い部分も悪い部分もあると思う。

・・・・・

一長一短あって、相反する存在のものをこっちがダメっぽいからこっちとするのはおかしいよ。要はそれらを理解して使いこなすという事が重要な訳だ。

ネットはテレビCMを殺すのか?ありえねーだろ。

個人的には、広告業界でも2.0って騒いでる人たちがいて、その人たちが書いた記事なのかなと思います。
「テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0」って本も出てますしね。
このITmediaの記事については、masahikoさんのエントリにあるタカヒロさんの「マス広告は全否定されるべきものなのか? マスをネットに置き換えるっていうような文脈自体がおかしいよ。」のエントリがすごく参考になります。

僕もTVとネットの長所をいかしつつ、短所を補うっていうやり方が効果的だと思います。
それをうまく使ってるのがYahooだという例を提示しているエントリがありました。

日本では欧米諸国では見られない独自の検索方法が発達した。そしてこの検索方法は日本におけるYAHOO!優位を維持拡大する。

現在ネット人口は拡大傾向にあり、従来とは異なるネットのライトユーザ層がマジョリティを占めつつある。この層は平均TV視聴時間が長く、ネットをTVの補助的に利用する傾向がある。彼らはweb連動型CMに反応しやすい「受動的検索者」であり、TVとの連動にいち早く取り組んだYAHOO!JAPANとの親和性が高い。よって今後ネット人口が増えれば増えるほど、YAHOO!JAPANの一人勝ち傾向は強まるだろう。

受動的検索と検索エンジンシェアにおけるYAHOO!優位について

これが日本の検索エンジンのシェアでGoogleがYahooに勝てない1つの要素ですね。
Yahooは日本の文化を日本のインターネットユーザーの性質をちゃんと考えているわけです。
僕が以前のエントリで言いたかったことの1つはこのことです。

海外から来たサービスで、日本の文化を理解していなかったために、うまくいかなかったと思われるサービスがいくつかあります。

  • アメリカのeBay
  • 韓国のSNSのサイワールド
  • アメリカの旅行サイトのExpedia

アメリカでは圧倒的なシェアを誇るGoogleも日本ではYahooに負けていますし、韓国でもシェアは大きくないようです。
eBayとサイワールドがなぜうまくいかなかったのかは、はっきりとした理由はわかりませんが、ExpediaとGoogleの理由ははっきりしています。
その理由はちょっと長くなるので今後エントリしていきます。

日本と海外の文化の違いを理解する

ちなみに韓国でのGoogleの検索エンジンのシェアは5%です。

ではなぜ韓国では外国企業が苦戦を強いられるだろうか。それについては様々な見方があるのだが、その1つとして韓国企業は自国のネティズンの嗜好を実によくとらえ、それに合わせた独自のサービスを多く提供していることが挙げられる。

グーグルのシェアはわずか5%–韓国の外国企業はなぜ苦戦する?

確かに日本よりウェブが発展しているアメリカや韓国からサービスを輸入するっていうやり方は効果的だとは思いますが、それが本当に日本で必要とされているのかをよく考える必要があると思います。

2006 年 10 月 11 日

人生の転機

カテゴリー: ビジネス — yujis @ 1:50 PM

以前かっこいいってかっこわるいというタイトルでエントリしました。

かっこいいことだけやってちゃ、本当にかっこよくはなれない。

若い頃ファッション雑誌で「かっこいいはかっこわるい」みたいなことを書いてる人がいたおぼえがあるんですが、これってファッションだけじゃなくて、すべてのことに言えることだと思います。

今日ある人に会ってきてそう確信しました。
まだ詳しくは書けないんですが、また後日のエントリで詳しく書きます。

かっこいいってかっこわるい

自分なりの答えとしてキャズムを越えるためにはかっこいいことだけやってちゃ越えられないんだと考えています。
この場合のかっこいいかっこわるいっていうのはアーリーアダプターからの視点です。

そのかっこわるい(キャズムを越える)ことをやるために、10月から新しい会社に行っています。
本当は、次に会社を辞めるときは起業するときだと思っていたんですが、オファーをくれた会社があまりにも魅力的かつ自分の考えとマッチしていて、起業家に必要なプレゼンとマネジメントのスキルを磨ける環境だったので、起業は少し見送ることにしました。
前の会社の社長にも、一時的に裏切ることになりますが、起業を見据えての転職なのでということを告げて、起業するときには出資してもらうような話もしました。

今回で3回目の転職ですが、今回のリクルートはちょっと特殊でした。
毎回オファーをもらっていて、1回目はオファーをもらった会社に転職、2回目は断って普通に転職、で、今回はオファーのもらい方が特殊でした。
このブログからのオファーです。
最近のウェブ業界だとけっこう流行ってるみたいですね。
でも、一時の流行にはならないと思います。
今までの転職の中でこれだけ自分のやりたいことや考えがマッチした会社はありませんでした。
普通転職というと、履歴書と職務経歴書を元に数回の面接で決めますが、それだけでその人の何がわかるんでしょうか。
本当にマッチする人を見つけるにはブログでリクルートっていうのは効果的だと思います。
今はウェブ業界で流行っていますが、今後は他の業界でもこういうことが増えてくると思います。

ブログをやるっていうのは時間はかかるけど、一生懸命書けばそれ以上のものが自分に返ってきます。
例えば、会社で自分の意見が通らないとき。
それはその人が言っていることが間違っているんじゃなくて、ただその会社と意見が合わないだけかもしれない。
自分の意見が正しいと思ったらブログに書けばいいと思います。
何も反応がなくても、あきらめずにトラックバックしたりして書き続ければ、自分と同じ考えの人が見つかって、きっと道がひらけます。