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2006 年 9 月 1 日

ラーメン屋2.0

カテゴリー: ビジネス — yujis @ 2:10 AM

以前僕がWeb2.0で一番重要な要素だと思っていることに関してエントリしました。

タイトルのWeb2.0は「情けは人のためならず」ですが、僕がWeb2.0の考えの中で一番重要な要素だと思っているのが、この「情けは人のためならず」だと思っています。
その理由は、GoogleとAmazonが「情けは人のためならず」で成功しているからです。
以前にエントリしたものを引用します。

GoogleMapsを例にあげて言うと、GoogleがなぜGoogleMapsのAPIを無償で提供しているかということです。
無名であった頃のGoogleがYahooに検索エンジンを提供したおかげで、Googleの認知度があがったこと。
精度の高い検索エンジンを無償でエンドユーザーに提供することによって、ここまでアドワーズ広告が利用されるようになったこと。
Googleアドセンスを無償で提供することによって、Googleの広告が広告費なしでインターネット全体に広がっていること。
Googleの無償提供にはいつもねらいがあります。
GoogleMapsも例外ではないと思います。

GoogleMapsのねらい(妄想)。

周知の事実ですが、これでGoogleの成功の一番の理由がわかると思います。

これと同じでAmazonも自社の商品データベースを公開することと、Amazonアソシエイトを組み合わせることによって、Amazonの広告がインターネット全体に広がり、Amazonへのリンクが増え、検索エンジンでのAmazonの重要度が上がり、自らの手を下さずにSEO対策になっています。
さらに、Amazonアソシエイトの利用者が企業だけではなく、ブロガーが利用していることから、最近やっと見直されてきているCGMを意識したSMOを既に取り入れ、成功させています。

Web2.0は「情けは人のためならず」

この考え方はこの世界の真理だと思います。
ですが、Google、Amazonが出てくる前はこれほど大きく、そして明確にこの考え方の素晴らしさを見せた例はなかったんではないでしょうか。
ネットが一番この考え方を適用するのに適していたんだと思います。

ここからが本題。
タイトルのラーメン屋2.0ですが、この考え方を使ったラーメン屋がありました。

僕はラーメンがけっこう好きでメディアで有名な店や口コミでおいしいと聞いた店などによく行きます。
その中でも最高のチャーシューを出す店があるんですが、その店が本でチャーシューのレシピを公開してたんです。
普通に考えるとチャーシューのレシピを公開するなんていうのはリスクでしかないですよね。
でもその店はそれをやったんです。

武蔵、青葉から始まった平成ラーメンブームのおかげでラーメン通が増えました。
ジェフリー・ムーア的に言うとイノベーターとかアーリーアダプターにあたる人達ですね。
その人達にチャーシューのレシピを公開するという勇気のある行為が認められて、それが宣伝になるわけです。

同時に真似されるリスクもありますが、もし、その本を読んで真似をする店が出たとしても、その人達から批判されます。
だから真似することがリスクになるわけですね。

以前にウェブ業界のビジネス手法を他業界に適用するというエントリをしました。

タイトルにしている通り、ウェブ業界でビジネスを学ぶことで、ネットビジネスで適用されている手法を他業界に適用することで、その業界で有利に立てると考えているというのがその理由です。
具体的に言うと、ウェブ業界がM&Aに代表されるようないろいろな新しいビジネスの手法を真っ先に取り入れているということです。

ネットビジネスで手法を他業界に適用した好例なのが金融業界への進出です。
楽天証券、ライブドア証券は見事に成功してますね。
楽天なんかは売上の半分が金融になってたと思います。

他にもワールドビジネスサテライトで、成功した企業の手法を見ていると、ウェブ業界だと当たり前のようにやってることだなということがけっこうあります。
逆に他業界でやっている手法をネットビジネスに適用してみようという場合にも、ウェブ業界はスピードが速いので、実験的な場としても優れていると思います。

ウェブ業界でビジネスを学ぶメリット

今回は自分の趣味の範囲ですが、一つ例を挙げてみました。

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